おばあちゃん子の私が鍼灸師の助手から介護士になった理由は将来性

毎日ただ指示されるだけで単調な仕事を続けていると、自分の将来が不安になりませんか?

若い世代は特に、自ら考えてアイデアを振り絞りながら仕事するのではないので余計です。

目次

鍼灸師助手から介護職に転職したキッカケは祖母の影響

こんにちは!36歳のミホです。

以前は鍼灸院で事務と助手として働いていました。

現在は特養老人ホームで介護福祉士として働いていますが、初めて介護の世界に入ったのはデイサービス。

介護の仕事は全くの未経験で入社し、8年目となります。

私は介護職に転職するまでは、鍼灸院で治療のサポートをしていました。

そこに来院される高齢者と話をすることで、私は若い人と話をするよりも高齢者と話をするほうが落ち着きましたし、元々おばあちゃんっ子だったこともあって介護の仕事に興味を持ち始めました。

鍼灸院というと高齢者の介護をするイメージがあったのですが、全く介護の経験なんてないものの、高齢者の方と関わることには変わりはないのではないかとプラスに考えました。

また、高齢化社会ということもあり、今から介護の仕事を身に付けていくのは有利かもしれないとも考えました。

介護施設はこれからもどんどん増えているので、

  • たとえ辞めたとしても次の仕事が見付かりやすいのではないか?
  • もしも結婚して子供が生まれて仕事が出来ずブランクが出来ても、子供が大きくなる時にはもっと求められる仕事になっているのではないか?
  • 経験をしておくことはこれからの人生において仕事がなくて困る事態に陥るのを防いでくれるのではないか?

と色々打算的なことを思ったのも事実ですね。

また、介護職は様々な資格を取得することが出来るので、自分のキャリアアップを目指すことにもつながるのではないかと考えました。

仕事をしながら資格を目指せる環境が当時はとても魅力的に見えました。

鍼灸院助手から介護職に転職するにあたり心配したこと

最初は、自分に介護のお仕事が務まるのだろうか心配しましたね。

ぶっちゃけ話、車椅子にも触れたことがなかったので、全くの未経験の自分を受け入れてくれる施設はあるのかって心配と、入浴介助やオムツの交換をテキパキ出来るのだろうか不安でした。

また、介護の仕事をしていると、暴言や暴力を振るわれることもあると聞いていたので、怖い入居者がいたらどうしよう、怒られたらどうしようって気持ちでいっぱい。

転職を考えた時に、介護の仕事の内容を調べると、状態に合わせて介護の方針を変えたり、声かけ方や言ってはいけない言葉などがあったりと、いろいろとルールがあって、私はそれらに適応することが出来るだろかとか、介護に決まった対応の仕方がないって言葉が大きなプレッシャーとなって押し寄せてきました。

前職では、先生の指示に従って「お灸をしろ」というところにお灸をし、書類を作れといわれたら作る、自分発信で動く仕事ではありません。

介護の仕事は臨機応変に対応することが求められ、咄嗟の出来事にも対応できるようでなくてはならないことが自分に出来るかと、人の命を預かる仕事内容に責任を持つことなんて出来るのかも不安でしたね。

介護の仕事は自分にとっては未経験者が足を踏み入れる場所じゃないかもしれない、介護職への転職を考えながらも半ば諦めの気持ちも抱いていました。

鍼灸師助手はどうやって介護のお仕事を探したのか?

私が介護職への転職を探した手段は、地元の求人誌の情報。

求人を募集していても経験者のみや有資格者のみが多かったのですが、私が応募した求人は未経験者、無資格者歓迎と書いてありました。

ダメ元で面接を受け、車椅子もロクに使えないことを正直に話したところ、「少しずつ覚えていきましょう」とまずは2週間の研修期間で続けることが出来るのか自分で判断してくださいと言われました。

初めての介護は少人数のデイサービスでした。

初日は利用者の方に挨拶をして、利用者の熱を測りながらおしゃべりをする簡単なものでした。

車椅子の方もいましたが、初日は車椅子に触れることなく1日目はおしゃべりが主でしたが、ご利用者を送迎し誰もいなくなるとスタッフを乗せて車椅子の練習から開始。

車椅子が出来るようになったら移乗の練習と、2週間で移動の基礎を習い、研修期間が終わる頃には食事の介助と独歩可能ではあるものの、危険な方の付き添い、更に認知症の進行が進まれて帰宅願望がある人の話相手が主でした。

1ヶ月ほどすると入浴介助も車椅子、トイレと排泄介助も出来るようになりました。

デイサービスなので、送迎も行い、初めは2人ペアで行かなくてはならない利用者の家について車椅子で自宅に入る方法も学び、後に1人でも送迎を任せられるようになりました。

この職場では、少しずつ教えてもらうことができたので、デイサービスのような個々に寄り添うような介護の仕事を初めてに選んだのは正解だったなと今になると思います。

未経験でも高齢者を思う気持ちをアピールし採用された

一応人と接することが多い前職で、高齢者の方と話をする機会も多かったこともあり、高齢者の方へのコミュニケーション能力と、仲良くなりたい意思や高齢者へ尊敬の気持ちを持って、人生の先輩にいろいろな話を聞いて学びたいとアピール。

介護職は、面倒を見てあげる気持ちで面接に来る人が多く、汚い仕事でも大丈夫です、とにかく頑張りますとアピールする方が多い中で、私は高齢者の方々への尊敬の気持ちが強く、「してあげよう」ではなく「高齢者から何かを得たい」前向きな気持ちがあったから一緒に働きたいと思ったと、面接をしてくれた上司に後日言われたことがあります。

コミュニケーションが得意ではなくても、高齢者の方に教わりながら頑張る意思を告げることが大切なのではないでしょうか?

介護の世界は高齢者を尊敬する気持ちがないと勤まりませんので、その気持ちがあること、高齢者のことを第一に考えていることをアピールしつつ、介護の仕事を初めてすることの不安を口にすることで、それ自体がアピールにもなります。

自分は臨機応変に利用者に対応することができるのか不安ですが、相手の気持ちを理解して一番よい方法を模索していくことができる社員になりたいアピールをし、結果として採用されましたから。

私が鍼灸師助手から介護士になった理由は将来性まとめ

管理人
最後に要点をまとめておきます。
  • リスト1
  • リスト2
  • リスト3
  • リスト4
  • リスト5

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします